アジェンダ・プロジェクト・京都

アジェンダ・プロジェクト・京都のブログです。 日々の活動、今後の活動予定、作成したビラなどをアップしていきます。

7月3日 学習会 ロバート・ライシュ「格差と民主主義」

7月3日の学習会は、2012年に米国の経済学者・ロバート・ライシュによって著された「格差と民主主義」を使いました。
氏は民主党系の学者で、クリントン政権時には労働長官も務めています。 
本書は米国で格差の拡大が顕著になっていることを批判し、それが政府の政策の結果であると指摘します。
氏はその大きな要因として、 中間層の購買力の低下を上げ、それを政府が食い止めることに力を注がなかったことを批判します。
具体的には、課税累進制を弱め富裕層への減税を行ったことがあります。
また、20世紀末には社会ダーウィン主義(逆進主義)が再び勢いを増し、医療・介護・インフラ整備などの公的サービスを削り、弱者の切り捨てが行われてきました。

氏は 逆進主義者の嘘をひとつひとつ暴いていきます。
トリクルダウン(富裕層・大企業のもうけが中間・下層に波及する)、法人税減税や規制緩和の推進による経済成長、こうした政策が経済の好転につながらなかったと述べています。

後半はこうした政策に対抗する術を検討します。
反対する際、具体的な政策提案も行うべきだとして、本書では富裕層の課税引き上げ、軍事予算の削減、医療費上昇の抑制等々等々、、米国の抱える様々な問題についてリベラル左派からの提言をまとめています。
日本では政府がアベノミクスの成果を喧伝しながら選挙戦を行っています。
この嘘を暴くとともに、具体的な政策提言もしていくことも同時に必要であると改めて感じました。


次回
「世界のヒバクシャ」パネル展
7月22日 〜 24日
ひとまち交流館 1階 ギャラリーにて

==========================

アジェンダ・プロジェクト・京都
京都市南区東九条北松ノ木町37-7
携帯 090-9998-9245
mail zetian78@gmail.com

==========================


 

5月7日 ムヒカ前ウルグアイ大統領の言葉に学ぶ

5月のアジェンダプロジェクト京都の学習会のテーマは、前ウルグアイ大統領のムヒカ氏の言動を取り上げました。
2012年の地球温暖化問題を話し合う国連の会議における発言が注目を集めたムヒカ氏は、昨年の退任とその後の著書の売り上げとともに日本において「ブーム」を起こしつつあります。
学習会では、先日放送された民放の番組を視聴し、著書の中の言葉を抜粋する形でムヒカ氏の言動の理解に努めました。
その発言は、格差の拡大とそれを是正しようとしない為政者や、経済成長の追求と温暖化防止の両者を追い求める「国際社会」などを批判してきましたが、そういった政治的発言よりも、日本においては氏の生き方(生活スタイル)や「人生哲学」が受けているようです。
左翼ゲリラとして投獄され、拷問を含む監獄での過酷な日々を経て大統領となったムヒカ氏の半生は壮絶であり、発言にも一定の説得力をもたせています。
世界でいちばん貧しい大統領」と紹介されるムヒカ氏は、こう反論します。

「私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。でも私は少しのモノで満足して生きている。質素なだけで、貧しくはない」

氏は大統領の歳費の9割を受け取らず、豪華な公邸に住むことや公用車を使用することを拒否しました。
こうしたことは、権力を持つ政治家の行動としてはかなり珍しいことであり、評価に値するものだと思います。
今の日本において、脱成長の考えや市場原理主義への批判を多く含むムヒカ氏の言動が注目を集めている背景には、経済成長を前面に打ち出す「アベノミクス」や莫大な資産を保有する政治家への反発という側面もあるのだと思います。


muhika



















==========================

アジェンダ・プロジェクト・京都
京都市南区東九条北松ノ木町37-7
携帯 090-9998-9245
mail zetian78@gmail.com

==========================
 

4月24日 学習会 「アジェンダ」52号 原発のない未来をつくる!

4月24日、アジェンダプロジェクト京都の定例学習会を行いました。
今回は「アジェンダ」の最新号から2つの論稿を取り上げました。
福島原発事故から5年が経ちましたが、未だに多くの避難者をかかえ、廃炉に向けた作業、汚染水対策など多くの問題を残したまま、事実の風化は進んでいます。電力各社は原発の再稼動に向けて
5年の歳月は
避難の権利を求める全国避難者の会を設立した宇野朗子さんの論稿。
原発事故の結果、福島を中心に多くの方が各地に避難していますが、政府の方針は、避難区域を縮小していき「避難者ゼロ」を目指すものです。福島に帰還した人たちへの支援を重視し、それ以外の人たちへの賠償の打ち切りがはじまっています。
それが意味するものは、原発事故と長期低線量被ばくの中に人々を捨て置くことや、適切な補償と支援の不在による被災者の生活破壊です。
「避難の権利」とは、放射線量が高い地域において避難の選択を可能とする補償と支援、そうした地域でできるだけ被ばく影響を受けずに居住するための補償と支援をうける権利を謂います。
これが確立され、避難者が帰還を迫られることがないようにしていかなければなりません。

もう一つは福島の子どもたちに小児甲状腺がんが多発していることを報告した、宗川吉汪三の論稿。
政府や多くのマスコミは事実を認めようとしませんが、福島県が行った県民健康調査の結果は事故の影響により甲状腺がん増えていることを明らかにしています。
詳しい内容は本誌を読んでいただきたいのですが、がんが原発事故によるものであることが認められることで補償の要求も可能となります。小児甲状腺がん以外の病気についても調査を強く要求していかなければなりません。


次回
日時   5月7日(土)14:00〜
テーマ  ウルグアイ元大統領・ムヒカ氏のビデオ鑑賞と絵本の解説
場所   アジェンダプロジェクト事務所

==========================

アジェンダ・プロジェクト・京都
京都市南区東九条北松ノ木町37-7
携帯 090-9998-9245
mail zetian78@gmail.com

==========================

 
記事検索
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ