アジェンダ・プロジェクト・京都

アジェンダ・プロジェクト・京都のブログです。 日々の活動、今後の活動予定、作成したビラなどをアップしていきます。

学習会 アジェンダ53号「民主主義を考える」

8月13日、アジェンダ京都の学習会が行われました。
テーマはアジェンダ53号「民主主義を考える」です。
安部内閣の様々な施策によって「民主主義の危機」がさけばれて久しいですが、その安倍を支えているが圧倒的な議席数であり、それは国の制度上で最も民意を反映させる選挙制度によってもたらされています。私たちは選挙を重視し、そこでの闘いを進めることと、選挙後も様々な制度を駆使して政府に対抗していかなけばなりません。

学習会では、中野晃一さんの「少数派支配を覆す共通軸は「個人の尊厳を擁護する政治」」と伊藤真さんの「選挙制度と民主主義」をとりあげました。

安倍内閣によって加速する右傾化動きを分析すすとともに、それにどう対応していったらいいかを述べています。

中野さんによると、安倍内閣を生み出し支えている「新右派連合」の基盤は、国家保守主義と新自由主義があります。
国家保守主義は「国のために身を捧げろ」という論理であり、それは新自由主義の「国家に面倒を見てもらうな」という考えとともに個人(一部のエリートを除く)を切り捨てるものです。

今回の参議院選挙でも自民党が圧勝しましたが、こうした流れに対抗するためには何が必要か。
野党共闘で前回の参院選(13年)の2勝29敗から11勝21敗へと一定の成果を上げています。

自分たちが自民党とどう違うのか、対立軸をさらに明確させること。
リベラル派と左派の連合を強固にするための共通軸として「個人の尊厳を擁護する政治」と「個人の尊厳ある暮らし」を守るための政策が必要だとしています。
具体的には労働規制、再分配、福祉の充実などがあげられるが、自公も同様の主張をしており、違いを明確にさせることが必要になります。

様々な課題がありますが、民主主義を深化(進化)させていくために日々の生活の中から取り組みを続けていく必要をあらためて感じました。

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アジェンダ・プロジェクト・京都
京都市南区東九条北松ノ木町37-7
携帯 090-9998-9245
mail zetian78@gmail.com

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7月3日 学習会 ロバート・ライシュ「格差と民主主義」

7月3日の学習会は、2012年に米国の経済学者・ロバート・ライシュによって著された「格差と民主主義」を使いました。
氏は民主党系の学者で、クリントン政権時には労働長官も務めています。 
本書は米国で格差の拡大が顕著になっていることを批判し、それが政府の政策の結果であると指摘します。
氏はその大きな要因として、 中間層の購買力の低下を上げ、それを政府が食い止めることに力を注がなかったことを批判します。
具体的には、課税累進制を弱め富裕層への減税を行ったことがあります。
また、20世紀末には社会ダーウィン主義(逆進主義)が再び勢いを増し、医療・介護・インフラ整備などの公的サービスを削り、弱者の切り捨てが行われてきました。

氏は 逆進主義者の嘘をひとつひとつ暴いていきます。
トリクルダウン(富裕層・大企業のもうけが中間・下層に波及する)、法人税減税や規制緩和の推進による経済成長、こうした政策が経済の好転につながらなかったと述べています。

後半はこうした政策に対抗する術を検討します。
反対する際、具体的な政策提案も行うべきだとして、本書では富裕層の課税引き上げ、軍事予算の削減、医療費上昇の抑制等々等々、、米国の抱える様々な問題についてリベラル左派からの提言をまとめています。
日本では政府がアベノミクスの成果を喧伝しながら選挙戦を行っています。
この嘘を暴くとともに、具体的な政策提言もしていくことも同時に必要であると改めて感じました。


次回
「世界のヒバクシャ」パネル展
7月22日 〜 24日
ひとまち交流館 1階 ギャラリーにて

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5月7日 ムヒカ前ウルグアイ大統領の言葉に学ぶ

5月のアジェンダプロジェクト京都の学習会のテーマは、前ウルグアイ大統領のムヒカ氏の言動を取り上げました。
2012年の地球温暖化問題を話し合う国連の会議における発言が注目を集めたムヒカ氏は、昨年の退任とその後の著書の売り上げとともに日本において「ブーム」を起こしつつあります。
学習会では、先日放送された民放の番組を視聴し、著書の中の言葉を抜粋する形でムヒカ氏の言動の理解に努めました。
その発言は、格差の拡大とそれを是正しようとしない為政者や、経済成長の追求と温暖化防止の両者を追い求める「国際社会」などを批判してきましたが、そういった政治的発言よりも、日本においては氏の生き方(生活スタイル)や「人生哲学」が受けているようです。
左翼ゲリラとして投獄され、拷問を含む監獄での過酷な日々を経て大統領となったムヒカ氏の半生は壮絶であり、発言にも一定の説得力をもたせています。
世界でいちばん貧しい大統領」と紹介されるムヒカ氏は、こう反論します。

「私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。でも私は少しのモノで満足して生きている。質素なだけで、貧しくはない」

氏は大統領の歳費の9割を受け取らず、豪華な公邸に住むことや公用車を使用することを拒否しました。
こうしたことは、権力を持つ政治家の行動としてはかなり珍しいことであり、評価に値するものだと思います。
今の日本において、脱成長の考えや市場原理主義への批判を多く含むムヒカ氏の言動が注目を集めている背景には、経済成長を前面に打ち出す「アベノミクス」や莫大な資産を保有する政治家への反発という側面もあるのだと思います。


muhika



















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