6月29日、アジェンダプロジェクト京都の定例学習会と署名活動がありました。
学習会は下京いきいき市民活動センターにて、テーマは新自由主義と「アベノミクス」。
先日出版された岩波新書の「新自由主義の帰結」(服部茂幸著)と「世界」4月号の論文、 山家悠紀夫 「アベノミクス」では暮らしはよくならない を使い、発表が行われました。
新自由主義は80年代に台頭し、レーガン、サッチャー、中曽根という先進国において、この考え方に基づく経済政策を行う政権が発足しました。
この本では、新自由主義が金融危機とバブルを繰り返し、現在の長期的な経済停滞を招いたとして批判します。
米国は、08年のリーマンショックによって政府による市場介入が過去最大規模で行われ、金融機関やお大手企業に公的資金が投入されました。これは「小さな政府」を標榜し、政府による介入を厳しく批判してきた新自由主義の考え 本来相容れないものです。
この経済危機の経験からも、新自由主義は完全に破綻したのです。
翻って、日本の「アベノミクス」を見ると、新自由主義に合致する項目が並んでいます。
規制緩和や法人税・相続税の引き下げ、生活保護費の切り下げ等、これらは一部の金持ちや大企業への負担を減らし、彼らの経済活動を活発化させることで、中間層や低所得者層に恩恵が及ぶという「トリクルダウン」の考え方に基づくものです。
山家さんは、こうした1%のための政治ではなく、多くの労働者の雇用や賃金を増やすことで、人々の暮らしを良くすることに力を使うべきだと訴えます。
このような考え方が、経済政策の当局者の多数派となるように、私たちも声を上げていかなければ習いと思います。
学習会の後、川端七条に移動し、署名活動を行いました。
脱原発1000万署名です。一時間に渡り、人々に声をかけ続けました。
これは川端七条の交差点風景。
撮影機器の都合でほとんど見えませんが、ガードレールの横断幕は高浜原発再稼動反対のスローガンです。のぼりも脱原発を訴えるものです。
次回予定
学習会 「エンデの遺言」について
学習会は下京いきいき市民活動センターにて、テーマは新自由主義と「アベノミクス」。
先日出版された岩波新書の「新自由主義の帰結」(服部茂幸著)と「世界」4月号の論文、 山家悠紀夫 「アベノミクス」では暮らしはよくならない を使い、発表が行われました。
新自由主義は80年代に台頭し、レーガン、サッチャー、中曽根という先進国において、この考え方に基づく経済政策を行う政権が発足しました。
この本では、新自由主義が金融危機とバブルを繰り返し、現在の長期的な経済停滞を招いたとして批判します。
米国は、08年のリーマンショックによって政府による市場介入が過去最大規模で行われ、金融機関やお大手企業に公的資金が投入されました。これは「小さな政府」を標榜し、政府による介入を厳しく批判してきた新自由主義の考え 本来相容れないものです。
この経済危機の経験からも、新自由主義は完全に破綻したのです。
翻って、日本の「アベノミクス」を見ると、新自由主義に合致する項目が並んでいます。
規制緩和や法人税・相続税の引き下げ、生活保護費の切り下げ等、これらは一部の金持ちや大企業への負担を減らし、彼らの経済活動を活発化させることで、中間層や低所得者層に恩恵が及ぶという「トリクルダウン」の考え方に基づくものです。
山家さんは、こうした1%のための政治ではなく、多くの労働者の雇用や賃金を増やすことで、人々の暮らしを良くすることに力を使うべきだと訴えます。
このような考え方が、経済政策の当局者の多数派となるように、私たちも声を上げていかなければ習いと思います。
学習会の後、川端七条に移動し、署名活動を行いました。
脱原発1000万署名です。一時間に渡り、人々に声をかけ続けました。
これは川端七条の交差点風景。
撮影機器の都合でほとんど見えませんが、ガードレールの横断幕は高浜原発再稼動反対のスローガンです。のぼりも脱原発を訴えるものです。
次回予定
学習会 「エンデの遺言」について
7月13日(土) 14:00
下京いきいき市民活動センター 別館集会室101
参加費 200円
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アジェンダ・プロジェクト・京都
京都市南区東九条北松ノ木町37-7
携帯 090-9998-9245
mail zetian1@livedoor.com
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