アジェンダ・プロジェクト・京都

アジェンダ・プロジェクト・京都のブログです。 日々の活動、今後の活動予定、作成したビラなどをアップしていきます。

2014年02月

六ヶ所村再処理工場についてビデオを見て考えました

2月16日、アジェンダプロジェクト京都の定例学習会がありました。
今回は六ヶ所村再処理工場についてのビデオを鑑賞し、話し合いました。
青森県の六ヶ所村にある核燃料再処理工場は、国内で使用したあとの核燃料を再処理して、再び燃料として使う「核燃料サイクル」の一環として2兆円ものお金をつぎ込んで建設、稼動に向けた準備をしてきた施設です。



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80年代から地元の強い反対を押し切って、立地の指定がなされ、93年に着工、試験を繰り返してきているものの、トラブルが相次ぎ現在まで稼動していません。
ビデオでは、六ヶ所村にすむ農業・漁業関係者、施設で働く人々のインタビューが続き、反対・賛成(容認)の立場から様々な生き方が見えてきました。
政府は、巨額な金を過疎の村に流し込み、人々を分断しました。
賛成・容認する人々の発言からも、なにか後ろめたい、陰りのようなものを感じました。

政府は、再処理した燃料を使うことになっている高速増殖炉「もんじゅ」の運転再開の見通しも無く、完全に破綻したサイクルシステムに固執し続けています。
3・11は原子力施設が被災するとどうなるかを私たちに示しました。
再処理工場は、原発一年分の放射能を一日で出すと言われるほど、危険な作業を行う施設です。
ここが爆発でもしたら、、、考えたくもありません。
これ以上無駄なお金を使わず、再処理を諦めるべきです。
こんな危険な施設と「共存」するなど、あってはならないことです。



次回以降の予定
3月23日(日) 午前10時から
下京いきいき市民活動センター 本館 2階 会議室2
テーマ フィリピンについて

定例学習会 新防衛大綱

2月2日、アジェンダプロジェクト京都の定例学習会がありました。
テーマは防衛大綱について。
前回、前々回に続き日本の安保に関するテーマでした。
日本の軍事政策の方針を示す文書で、これまで4回にわたり制定されています。
前回が民主党政権になって作られてものですので、間隔はかなり短くなっています。
今回の文書には、自衛隊の活用を前面に打ち出した前大綱「動的防衛力」の考え方を引き継ぎ、それを拡大させる内容となっています。
仮想敵としての中国の脅威を強調し、武力衝突の可能性や実際に占領された島を「奪回」することを想定した文言を並べるなど、平和憲法の理念とはかけ離れた内容となっています。
安倍首相は、中国・韓国との歴史問題を顧みない行動を続け、軍事力で対応することもはっきりとは否定しません。
今回の大綱の策定は、安倍内閣の軍事偏重の外交政策に沿ったものとなっています。
集団的自衛権の行使容認、秘密保護法の施行、安全保障基本法など、実質的な改憲となる政策の実行をもくろむ安倍内閣に反対の行動を続けて行きましょう。

学習会の前に三条京阪で署名をあつめました。
Xバンドレーダー基地の建設に反対する署名です。
経ケ岬署名ビラ コピー


































次回以降の予定
2月16日(日) 14時から
下京いきいき市民活動センター 別館 会議室106
テーマ 六ヶ所村再処理工場
    核再処理工場の稼動に向けた動きを映像を見ながら議論します
3月23日(日) 午前10時から
下京いきいき市民活動センター 本館 2階 会議室2
テーマ フィリピンについて
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