8月25日、下京いきいき市民活動センターにて「わすれない ふくしま」の上映会を行いました。
参加者は約30名でした。
監督の四ノ宮浩さんも急遽来られることになり、上映後に意見交換や感想・質問などの時間がとれました。

GEDC1699




















映画は福島原発事故によって仕事を失ったり、住む場を追われた福島の人々の姿をおさめたドキュメンタリーで、原発から14キロの地点で現在も畜産業を営む人や、故郷を追われ何度も引っ越しを強いられた家族、原発事故によって自殺に追い込まれた男性の妻であるフィリピン人女性などの人物が登場します。
そうした福島の普通の人々の生活を淡々と流すことで、あたりまえの生活を奪われることの恐ろしさが伝わってきました。
同じ被災者であっても、原発からの距離や仕事の内容によって補償や賠償の額は大きな差があり、作品中にも金額についてリアルな数字が出されています。そのことが被災者の間に溝を作っていると感じました。

福島原発は最近の汚染水の問題に象徴されるように、「収束」とはほど遠く、今後数十年に渡って困難な状況が続くでしょう。
二度と事故を起こさせないよう、二度と人々が生活の場を奪われないよう、原発を全廃しなければなりません。

今後の予定


9月15日(日) 10時
下京いきいき市民活動センター 本館 3階 会議室3
中東情勢についてーエジプトを中心に
参加費200円(アジェンダプロジェクト会員、定期購読会員は無料)


10月13日(日)14時から
下京いきいき市民活動センター 本館 3階 会議室3
「アジェンダ」42号 から
参加費200円(アジェンダプロジェクト会員、定期購読会員は無料)


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アジェンダ・プロジェクト・京都
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