7月27日(日)、アジェンダプロジェクト京都の企画を行いました。
大阪労働者弁護団の事務局長・大橋さゆりさんを講師にお招きし、「労働法制の改悪を考える」講演会を行いました。

「アベノミクス」の成果が強調され、さも日本経済全体が好転しているかのように言われている昨今、労働者のおかれている状況は厳しさを増しています。
講演会では、派遣という形態の永続化を図る派遣法の改悪や、残業代をゼロにする労基法の改悪、解雇が容易な「限定正社員」の拡大、などなど資本にとって都合のいい内容の労働法制が作られようとしていることを話していただきました。

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こういった改悪を食い止めていくためにはどうするか、ということが講演の後半と質疑応答で行われました。
若い人、特に学生(高校生以下も含む)に労働法について勉強してもらう機会を作ること、 「労働者の権利を守る」ことは当たり前の要求だ という認識を多くの人が持つこと。そのためにも、私たち一人一人が職場等で声を上げていく、使用者の不当な要求には抗議するなどを実践していくこと、分かっていても難しい課題ですが、それをコツコツ積み上げていくしかないのだ、ということが講演を通じて再確認されたと思います。頑張っていきましょう。


次回の企画
8月17日(日)14:00から
消費税 学習会
下京いきいき市民活動センター 2階 会議室2


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アジェンダ・プロジェクト・京都
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