3月14日、アジェンダプロジェクト京都の定例学習会の日です。
今回は矢部宏治さんが著した「日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか」の学習会をしました。
矢部宏治さんは、ベストセラーになった孫崎享さんの「戦後史の正体」を出した、「戦後再発見双書」の企画&編集総責任者です。
本書の紹介文では、

「なぜ戦後70年たっても、米軍が首都圏上空を支配しているのか。
なぜ人類史上最悪の事故を起こした日本が、原発を止められないのか。
なぜ被曝した子どもたちの健康被害が、見て見ぬふりされてしまうのか。」

と書かれてあり、戦後日本の政治・経済がいかに大国アメリカにコントロールされてきたかを暴く内容となっています。

全ては報告できませんが、核心部分を抜粋すると、

日本の権力構造は

密約法体系>安保法体系>憲法法体系

という図式になっており、米国と交わした密約が最上位に来て、市民の権利を守るための憲法が下位におかれてきたとしています。

そのことは、米軍が日本のいかなる法令にも縛られないことにあらわれています。

具体的には「砂川裁判」最高裁判決(59年12月)があります。

これは、在日米軍については日本の憲法が機能しない治外法権状態を認めた判決で、三権分立を否定、つまり完全な憲法違反を最高裁が行ったものです。

原子力の分野にも同様のことがあり、日米原子力協定では、日本側がどのように脱原発を主張しても米国の意向を受けないとそれが実現できないことが書かれている、と著者は述べています。

このような状況を受けて、著者は憲法をまもるのではなく、より能動的に改憲派の策動に反対するための行動として、「憲法を良く変える」ことを目指すべきだと主張します。

原発についてはあまり言及が無く、今後出される続編に書かれるようです。





次回以降

4月5日(日) 14:00から

学習会 安倍内閣の安保政策まとめ

場所 アジェンダプロジェクト事務所


4月18日(土) 14:00から

学習会 「アジェンダ」48号 から

場所 アジェンダプロジェクト事務所


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