4月24日、アジェンダプロジェクト京都の定例学習会を行いました。
今回は「アジェンダ」の最新号から2つの論稿を取り上げました。
福島原発事故から5年が経ちましたが、未だに多くの避難者をかかえ、廃炉に向けた作業、汚染水対策など多くの問題を残したまま、事実の風化は進んでいます。電力各社は原発の再稼動に向けて
5年の歳月は
避難の権利を求める全国避難者の会を設立した宇野朗子さんの論稿。
原発事故の結果、福島を中心に多くの方が各地に避難していますが、政府の方針は、避難区域を縮小していき「避難者ゼロ」を目指すものです。福島に帰還した人たちへの支援を重視し、それ以外の人たちへの賠償の打ち切りがはじまっています。
それが意味するものは、原発事故と長期低線量被ばくの中に人々を捨て置くことや、適切な補償と支援の不在による被災者の生活破壊です。
「避難の権利」とは、放射線量が高い地域において避難の選択を可能とする補償と支援、そうした地域でできるだけ被ばく影響を受けずに居住するための補償と支援をうける権利を謂います。
これが確立され、避難者が帰還を迫られることがないようにしていかなければなりません。

もう一つは福島の子どもたちに小児甲状腺がんが多発していることを報告した、宗川吉汪三の論稿。
政府や多くのマスコミは事実を認めようとしませんが、福島県が行った県民健康調査の結果は事故の影響により甲状腺がん増えていることを明らかにしています。
詳しい内容は本誌を読んでいただきたいのですが、がんが原発事故によるものであることが認められることで補償の要求も可能となります。小児甲状腺がん以外の病気についても調査を強く要求していかなければなりません。


次回
日時   5月7日(土)14:00〜
テーマ  ウルグアイ元大統領・ムヒカ氏のビデオ鑑賞と絵本の解説
場所   アジェンダプロジェクト事務所

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アジェンダ・プロジェクト・京都
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