1月29日、アジェンダプロジェクト京都の学習会が開催されました。
テーマは雑誌「アジェンダ」55号から東アジアの平和構築です。
中国や朝鮮半島の情勢は、変化が大きくそれは隣国である日本にも大きな影響を与えます。中国の海洋覇権を強める動きや、北朝鮮の核開発などの軍事的な緊張。中国や韓国との間にある歴史問題。急増する東アジアからの観光客とその受け入れ体制。などなど…

学習会では伊波洋一さん、孫崎亨さん、梶谷懐さんの論考を取り上げました。
伊波さんは、米中の軍事的対立の中で日本が担わされようとしている役割について説明しています。
米国防総省は米中戦争のシュミレーションの中で、米軍の被害を極力抑えるため、自衛隊を前面に出し日本を主戦場にする戦術をとっていることが述べられています。
この間で進められている宮古島、与那国島等への自衛隊配備や島嶼防衛を想定した日米合同軍事演習などもその一環です。
伊波さんは、中国と対峙しても勝てる見込みはないのだから、軍事的な緊張を高めるだけの安倍内閣のやり方を批判し、対話を積み重ねることが大事であることを説いています。

孫崎さんは、日米安保条約や2015年に改訂されたガイドライン、米国のシンクタンクのレポートなどから米国は日本を守ることに重点を置いていないことを明らかにします。日本政府はことあるごとに米国との軍事的な関係を強調しますが、米国は中国との間に戦端が開かれるという最大のリスクを回避れば、

梶谷さんの論稿は、中国人旅行客の「爆買い」と中国国内での反日デモという2つの現象を取り上げ、日中間の経済交流を振りかえると、政治が良好な経済関係の足を引っ張っるも、経済的繋がりの大きな動きはやむことがない、とします。

安倍内閣は東アジア、とりわけ中国への包囲網を敷くために積極的に動き回っています。
軍事的なアプローチを強めることは、この地域における緊張を更に高めることは言うまでもありません。



次回
2月11日(土)14:00
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場所 アジェンダプロジェクト事務所

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